日本キリスト教団 溝ノ口教会愛があります。笑顔があります。 |
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「よろこんで生きる」こどもへのメッセージ牧師 竹島 敏出エジプト記2:1-10 ヨハネ6:27-35 『これこそ、人の子があなたがたに与える食べ物である』(ヨハネ6:27) (永遠の命に至る食べ物)今朝、私達に与えられましたヨハネによる福音書は、「神様からの言葉」は「いつまでもなくならない永遠の命に至る食べ物だ」と告げています。なぜ、「神様からの言葉」が、「いつまでもなくならない永遠の命に至る食べ物」と言われているのでしょうか。それは、神様からの言葉が、人の心に、勇気や希望を与えるからなのではないでしょうか。つまり、神様からの言葉を一生懸命聴き続ける時、その言葉は、私たちの心の中に、永遠の命に至る食べ物としてたくわえられていく‥、そして、悲しい時や、苦しい時に、その人をささえる力になっていく‥、ということなのではないでしょうか。「朽ちる食べ物」、つまり、ご飯とか、パンとか‥、そういった食べ物は、私たちの体をささえる力になります。けれども、それだけでは人は生きていくことができない‥、「神様からの言葉」、という、私たちの心をささえるもう一つの食べ物がないといけないのだ‥、とイエス様はおっしゃりたかったのではないでしょうか。(神様の姿に似せて)神様は、人を、ご自分の姿に似せてつくられた、と、聖書には書かれています。もちろん人は、神様にはなれませんけれども、しかし神様にとても似た姿につくられている、というのです。それは、それほど神様が、一人一人の人を、大切に想っておられる、ということです。神様は、一人ひとりの人を、ご自分にそっくりの子どものように、大切に思っておられる‥、そのような神様は、私達が悲しい時、苦しい時、永遠の命に至る食べ物である神様からの言葉を私たちの心に語りかけてくださり、私達を支えようとしてくださるのです。そのような私達ですから、神様の目から見れば、一人一人みんな、素晴らしい宝物のような、神様の子どもなのです。(神様の素晴らしい宝物)聖書が書かれたこの頃は、みんな「朽ちる食べ物」を得るために大変な苦労をしていました。みんなが、おなかいっぱい食べることなど、なかなかできませんでした。だから、どうやったらみんながおなかいっぱい食べられるようになるのかが、いつも、気になっていたのです。また、そういう時代がやってくるのかもしれませんが、今は、その昔ほど、みんなが今日明日の「朽ちる食べ物」を得るために大変な苦労をする‥、という時代ではなくなっているように思います。むしろ、食べきれなくて捨ててしまったり、腐らせてしまったり‥、それほど食べ物に豊かに囲まれてくらしているのかもしれません。けれどもそんな時代になって、幸せかというと、そうでもありません。みんな喜んで生きているのかというと、そうでもないのです。今こそ、「永遠の命に至る食べ物・神様からの言葉」が本当にたいせつな時代になっているのではないかと思います。神様は、私達が悲しい時、苦しい時、永遠の命に至る食べ物である神様の言葉を私たちの心に語りかけてくださり、私達を支えようとしてくださいます。神様の目から見れば、一人一人が、全て、素晴らしい宝物のような、神様の子どもなのです。だから、誰がなんと言おうと、どう言われようと、この私は、他のだれにもかわることのできない、素晴らしい一人の人、神様の子どもなのだ‥、そのことを忘れずに、生きていきたいと思います。
by mizo_church
| 2011-12-01 21:03
| 礼拝メッセージ集
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